競馬のボックスで高配当を狙おう!3つのおすすめの買い方を紹介

競馬・買い方

競馬には、9種類(応援馬券を除く)の馬券が販売されていますが、さらにフォーメーション、ボックス、マルチ、流しなど買い方も細かく分けられています。

馬券の選択も非常に重要ですが、買い方もレースに合わせる必要があり、上手く使いこなすことが出来れば、それだけ勝率アップに繋がります。

得意の買い方なども確立していきますが、柔軟に対応することが出来れば予想の幅も広がるので正しい知識を身に着けておくべきです。

そこで、この記事では数ある買い方の中でも三連単ボックスについて詳しくご紹介していきます。特徴やメリットデメリット、おすすめの買い方を解説するので是非参考にしてみて下さい。

三連単ボックスのメリットデメリット

ボックスとは、単勝や複勝では使うことはなく、2頭以上の馬券に使う買い方です。

例えば、三連単のボックスを購入するとします。1番、2番、3番、4番の4頭ボックスで馬券を購入した場合は、以下のパターン全てで的中となります。

  1. 1番、2番、3番、4番
  2. 1番、2番、3番、4番
  3. 1番、2番、3番、4番

三連単にも関わらず、三連複のように順番に関係なく的中となるのがボックスの特徴ですね。じゃあ三連複で良いのでは?と思うかもしれませんが、三連複で買わない良さもあるので、以下のメリットで紹介していきます。

ボックスのメリット

ボックスのメリットは2つ。

  • フォーメーションやマルチよりも幅広く購入できるため、的中率が高いこと。
  • 下位人気馬が1,2着になった時に高額配当に期待出来ること。

上記の2つです。幅広く購入できるので、予想外の競走馬の好走にも対応できます。2頭軸のフォーメーションの場合、軸馬以外の競走馬が1,2着になった時点で外れになってしまいますが、ボックスであれば問題ありません。もちろん、飛び込んできた競走馬の馬券を購入していることは大前提ですが。

もう一つは、高額配当に期待できることです。

  1. 1番(1番人気)、2番(3番人気)、3番(7番人気)
  2. 1番(1番人気)、2番(3番人気)、3番(7番人気)
  3. 1番(1番人気)、2番(3番人気)、3番(7番人気)

この三連単3頭ボックスを購入したとします。これは1番、2番、3番の三連複と同じですが、三連複の場合もし7番人気の3番が1着になったとしてもオッズは変わりません。

しかし、三連単の時には1-2-3ではなく3-2-1だった時は配当金が高くなるのです。上位人気馬に不安要素がある時には三連複ではなく三連単ボックスが良いのです。

ボックスのデメリット

ボックスのデメリットは1つ。買い目が増えてしまうので外れた時の代償が大きくなるという事です。以下で三連単の時のボックスの点数をご紹介します。

  • 3頭:6通り
  • 4頭:24通り
  • 5頭:60通り
  • 6頭:120通り
  • 7頭:210通り
  • 8頭:336通り

4頭くらいまでなら少ないかもしれませんが、1頭増えるごとにどんどん買い目も増えていきます。幅広くカバーできることはメリットでもありますが、外れた時にはデメリットでしかありません。

ボックスで買わなくてもいいような時には、フォーメーションなどに切り替えて点数を減らすことを意識しましょう。

競馬のボックスのおすすめの買い方を紹介

ここからは、おすすめの三連単ボックスの買い方について詳しくご紹介していきたいと思います。常にボックスで購入すれば良いという訳ではなく、三連単、三連複を購入する時には、色々な買い方を駆使して回収率アップを狙う必要があります。

しっかりとおすすめの買い方を知り、今後の馬券術に活かしてみて欲しいと思います。

多くても5頭まで

上記のデメリットでもご紹介しましたが、三連単のボックスは点数が増えてしまいます。6頭になると120通りなので、最低でも12,000円の投資が必要になってしまいます。

もし、下位人気馬の好走を予想師、高配当に期待できる馬券であれば6頭でも良いと思いますが、外れた時のダメージは大きいので出来れば5頭までに絞ると良いと思います。

5頭なら60通りなので、6,000円の投資となります。これならトリガミになる心配も無いですし、ダメージもそこまで大きくはならないですよね。

このレースはちょっと冒険して厚く賭けたい!という時でも、6頭にするのではなく5頭に絞って各200円買った方が良いと思います。

気になる競走馬6頭いるのであれば、軸馬を絞ってフォーメーションやマルチにして、買い目を少しでも減らす努力が必要になると思います。

荒れそうなレースに使う

三連単のボックスを購入する時には荒れそうなレースがおすすめです。ボックスの良さが発揮されるのは、下位人気馬が上位順位に食い込んだ時です。

そのため、上位人気馬に不安要素が多く、ダントツの実力馬が不在のレースの方がおすすめです。逆に堅そうなレースであれば、軸馬を決めてフォーメーションにした方が良いと思います。

どの馬券でも同じですが、荒れそうなのかそれとも堅そうなのか。この判断は非常に重要ですし、精度を高くする必要があります。

基本的に、飛び抜けた実力を持っている競走馬が不在の時には、1番人気でもオッズが4.0倍に近くなり、10.0倍以下のオッズが5,6頭います。

このようなレースは主役がいないので荒れやすいですが、それは他の人も同じ予想をしているので、思ったような配当が付かないことが多くあります。

むしろ、1.3倍以下の人気馬が飛んだ方が配当には期待できるかもしれませんね。1番人気馬の不安要素を見つけた時などはボックスで勝った方が面白いかもしれませんよ。

三連複とのオッズを比較する

三連複で1-2-3を買うのと、三連単ボックスで1.2.3を買うのは似ています。的中するパターンは全く同じですね。

ここで、注目するのはオッズです。三連複なら1点、三連単ボックスなら6点となり、大体三連複の6倍のオッズが付きます。

しかし、レースによっては三連単3頭ボックスを各100円賭けるよりも、三連複1点に600円賭けた方が払い戻し金額が高くなるケースもあります。

これは、三連複を購入している人の数で変動するので、常にチェックする必要があるのです。三連複の方が良いのか、三連単ボックスの方が良いのかは、レースの荒れ具合もそうですが、三連複とのオッズの兼ね合いも重要になるのです。

馬連と馬単も同じ関係性なので、常にオッズは意識しておいた方が良いと思いますよ。そのためにも、どの馬券でどのような買い方をするのかは、固定するのではなくレースに合わせて柔軟に対応した方が回収率は上がっていくと思います。

自分の予想、オッズをレースぎりぎりまで確認し、最後に最終的な判断を下すと的中率もアップすると思いますよ。

まとめ

今回の記事では、三連単ボックスのおすすめの買い方を詳しくご紹介させていただきましたが、参考になりましたでしょうか?

馬券の買い方には上手い下手があり、上手く購入するためには手間も時間もかかりますが、その分収支アップを狙うことが出来ます。

今回は三連単ボックスでしたが、他にもフォーメーションであったりワイドであったりとおすすめの買い方があります。

色々な馬券で、色々な買い方を経験していくと、「あ、このレースにはこの買い方が合いそうだな」と対応していくことが出来るようになります。

様々な馬券の買い方をマスターし、少しでも多く馬券を的中できるように頑張りましょう!競走馬の能力を見抜くのと同じくらい重要だと思うので、是非今回の記事も参考にしてみて下さいね。